「骨組みができた日」を祝う理由 2
江戸時代の建物は耐久年限が300年以上です。
いまでも、江戸初期に建てられた民家が文化財老して残されています。
家が300年以上ももつということは、一代を30年として、家の建築は10代に一度の大仕事だった。
じっさい、その当時、山から木を切り出し、その木を建築材に加工していくことは、業者にとっても、じつに大変な作業だった。
家を建てるということは、費用と手間をみても、一大事業だったのです。
つまり、近所の人が家を建てるということは、地域の喜びでもありました。
そこで、上棟式や落成式は、近所や親せきの人々を呼んで盛大に行われたのです。
現在、上棟式やお金入りのもちをまく落成式が行われるのは、地方の旧家ぐらいになっています。